旧ブログにて2014年9月8日にアップしたものを

リライトしています。

カムキエン・スワンノー師。

パイサーン師やカンポンさんのお師匠さま。

 

その死にゆくプロセスは

今なお私たちに多くの学びを伝えてくれています。

。。。。。。。。。。。。。。

 

 

東北タイ、チャイヤプーム県にある

 

プーカオトーン寺にて

 

ルアンポー・カムキエン師は荼毘に付された。

 

その様子は、タイTBSというテレビで生中継された。

 

すでに、ユーチューブでアップされている。↓

 

 

 

 

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雨季のタイらしく

 

しとしとふる雨の中でのお葬式。

 

ルアンポーの棺は

 

私たち日本人にルアンポーの存在を知らせてくださった

 

プラユキ師をはじめ、8人のお弟子さんによって

 

寺内の火葬場まで運ばれる。

 

 

 

 

 

 

ルアンポーは、遺言で

 

焼かれていくときの様子も

 

隠さず、オープンに火葬しなさい、とおっしゃっていたそうだ。

 

昔は、ただの広っぱが火葬場だったので

 

おそらく本当はそのくらいオープンにして

 

死は自然の一部、ありのままだよ、ということを

 

お伝えしたかったのだと思う。

 

 

  

 

上記のユーチューブには

 

ルアンポーの最期の瞬間の様子が、

 

最期を看取られたお弟子さんたちによって語られている。

 

 

ルアンポーは、朝5時前に息を引き取られた。

 

その前、

 

自ら起きて、

 

トイレに行かれ用を足したあと

 

顔と手をしっかり洗って

 

寝床に戻られた。

 

その後、

 

紙とペンをお弟子さんに促して、受け取り

 

 『みなさん

 

  ルアンポーは

 

    死んでいきます』 

  

   (訳注: あえてストレートに訳しています)

 

と、書き

 

目を閉じ

 

その数分後

 

静かに息を引き取られた。

 

 

 

ルアンポーのその最期の筆跡は

 

拡大され、参列者にも紹介されている。

 

パイサーン師がもっていらっしゃるパネルがそれ↓ 

 

 

 

パイサーン師が、上記のテレビのインタビューでこう話されている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ルアンポーは、すでに死に逝く心の準備は

 

かなり前から整っていました。

 

なので、実際になくなる前にルアンポーがされたことは

 

身体の準備でした。

 

トイレに行き、大便をして

 

顔と手を洗う。

 

しっかりと身体を清めて、体を休められる。

 

普通だったら

 

死の間際を、どのような心で静かに逝くかを、

 

考えるだろうと思うのですが

 

ルアンポーはもう心は整っていたので、

 

その時が来たのを知ったルアンポーが

 

逆に整えたのは、身体だったのです。

 

 

ルアンポーは、最初に病になった8年前から

 

すでに心は整っておられました。

 

一度回復されて、再発しましたが

 

その間には、

 

私たち弟子たちにとっても

 

心の準備をさせてもらっていました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

愚直に、という言葉がぴったりなほど

 

ルアンポーは、今ここへの気づきを

 

最期の瞬間まで怠ることはなかった。

 

その日々の土台があって

 

自分(の心と体)を見ていたからこそ

 

肉体が離れることを、知ったのだろう。

 

日本では、

 

末期の水、や 死に水を取るということが

 

看取る人によって臨終に行われるが

 

ルアンポーは、自ら死に水をとり、

 

その体を清めて

 

静かに横になられ、

 

真理(サッチャタム)に体を委ねられたのだろう。

 

 

 

 

 

死はありのままの、自然の一部だよ。

 

 

こんなにも穏やかで豊かな死に方が可能だとは。。。

 

ルアンポーの生き方と死に方に学ぶものは

 

計り知れない。