メモリアルツアーの中で

 

 6月末に沖縄で実現した

 カンポンさんメモリアルツアー。

 その際に、ご案内させてもらった

スカトー寺副住職のスティサート師の講演と瞑想会も実現。

  いろんな学びがあったのですが

その中でも印象的だった話をご紹介。

 

 それは、スティサート師の先生でもある

故カムキエン師からスティサート師が学ばれたことでした。

 

10種類の森の鳥の名前がいえますか?

 

笑顔のルアンポー

 

 カムキエン師は森林保護の活動を熱心になさっていて

木の得度式(村人が木を安易に伐採しないよう木にお坊さんの袈裟を

巻きつけて得度させる、というもの)をしたり、

植林やタンマヤートラ(法の巡礼:人々に自然環境の大切さを

理解してもらうよう促しながら、一歩一歩に気づく瞑想をするイベント)など

数多くの働きかけをなさいました。

 

 カムキエン師の願いは今も

お弟子さんであるパイサーン師に引き継がれ、

村人だけでなく都市部からも多くの協力者が訪れます。

 

 森を守る、自然環境を守る。。

 いうは易しですが、簡単なことではありませんよね。

 

 カムキエン師は、生前活動の中で

 こうおっしゃっていたのだそうです。

 

「森の中にいる鳥の名前を

 10種類いえる子どもは

 森を傷つけるようなことはしない」

 

と。

 

その言葉をスティサート師が

講演の中でシェアしてくれました。

 

私はこのアプローチ、

カムキエン師らしくて、非常に素敵だなあと思いました。

 

10種類の鳥の名前を知る。

それは別に名前だけを知っていればいい、ということではなく

それだけ鳥に親しみを持って、生態にも興味を持ち

関心を持つようになる子は、鳥たちの家である

森も傷つけようとはしない、、という意味なのですね。

 

教条的に「森を守れ!」というのではなく

自然で純粋な気持ちから森を守りたいと思えるように

自らが良き原因を作っておく。

 

そうした大切さを、

このカムキエン師のアプローチに感じました。

 

そして現在、カムキエン師に学んだかつての幼子は大きくなり

地元で「鳥を愛するこどもたちのグループ」を作って活動し

彼らが、森の中でのバードウォッチングを通して

現代の子どもたちに鳥について教えています。

 

素敵な流れが、今も続いています。

 

今、このライトハウスでも!

 

何も鳥の専門家になる必要はないけれど

この鳥はこういう性格で、、

こういうところによくいるよ。

自分の友達を知るかのように、鳥を知っていく。

 

実は、私の主人も田舎育ちなので、

ローカルな鳥や生き物のことをよく知っています。

 

今、私たちが住むこのライトハウス。

鳥もいっぱいいますが

カエルなんかも日々遭遇します。

そして日本では見たことのないカエルの姿もたくさんいて

その度に主人がよく生態を説明してくれます。

 

それは、ネットで探して得た知識ではなく

小さい頃からよく観察していたからこそわかる身近な知識。

そうした身近なところから

環境を考える大切さを主人からも教わっています。

 

今3歳になった息子。

どんどん生き物に興味を持ち始めています。

森の鳥やニワトリ、近くには牛さんたちもいっぱい!

 

自然を学ぶのにベストな環境が整っている今、

私自身もまた遭遇する動物たちに

興味を持って目を向けていきたいと思っています。

 

あっ!

今、うちの台所に

小さなスズメが米粒を狙って来ました。

すばしっこいスズメちゃんです。

 

でも私、数えてみたら

10種類も鳥の名前、言えないなあ〜💦

 

あーあ、3歳児にすでに

負けています(笑)