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幼稚園からの親友がライトハウスにやってきた!

 

向かって左が、主人(顔がくろ〜!)

そして右が、ゲンさん。

主人と同い年で、同じ村の出身。

幼稚園で出会ってから

ずっと親友という腹心の友。

 

そのゲンさんがライトハウスにやってきました。

ゲンさんは別の県に住んでいて

10年間、銀行のお金をATMに届ける現金輸送車の

運転手さんをしていたそうです。

 

 

大地を踏みしめて、暮らしたい

 

私の主人が、大学の先生を辞めて

ここカオヤイのライトハウスで農業をすると決めて

すぐに電話していたのが

この親友のゲンさんでした。

 

ゲンさんも

実はこれまでの仕事を続けるかどうかで

迷っていたそう。

ずっと車の運転のため

しかも、日本円で億近い金を動かす輸送車。

大切な仕事ではありますが

それだけ危険も伴うストレスフルな仕事。

腰も悪くしてしまい

今後の生き方を考えていたようです。 

 

ちょうどそんな時の主人からの電話。

「僕も大地に触れながら生活したい」

そう漏らしていました。

 

キノコ栽培、そして土作り 〜一人でコツコツ楽しむ主人〜

 

主人がこちらライトハウスで

本格的に土に接して約2ヶ月。

 

まずはキノコ栽培のお部屋がほぼ完成。

 

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 これは外観。

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  これは内側。

 ここにキノコの菌床が入った袋をおいて栽培します。

 

 

 夜が明ける時と、夕暮れからの1日2回。

 お日様の様子と相談しながら

 コツコツ一人でやっていました(あ、もちろん柱はお手伝いいただきました!)

 

 最初は慣れない大工仕事で

 腕が痛いと言っていましたけれど

 今はだんだん慣れてきて

 いろいろ自分で作り上げていく楽しさを

 味わっているようです。

 

 ちょうど先日

 こちらライトハウスのスタッフさんが辞められるというので

 オーナーのエーさんから

 もし誰かいたら紹介して!

 と言われて

 早速、親友のゲンさんに連絡。

 

 ゲンさんもまたナイスなタイミングに喜んで

 まずはライトハウスに来てみて

 一緒にやってみたい、そう返事があり

 遠くからやってきてくれた、というわけでした。

 

 

動けば、周りも動いていく

 

 昨日は、早速2人で

 農作業、特に今は土作りを試行錯誤してやりながら

 夜遅くまでやっていました。

 

 その楽しそうなこと!

 

 幼い頃からの親友で

 ともにネーン(沙弥)という出家もした仲間でもあり

 その後もお互い違う人生を歩んだ後に

 再び大地に戻ってくる。

 

 すごくいいなあ、と思いました。

 

 主人はあまり友達は多い方ではないのですが

 彼が何か好きなことをやると

 周りにいる人間も

 自然にやりたがるようになってしまう、、

 そんなことが度々あります。

 

 これまで私が見てきた範囲では

 自転車や卓球、そして仏教。

 何かの縁で彼と一緒に仕事したりしたら

 それまで関心がなかった分野にも

 いつの間にか彼の真似をしているようなところがあります。

 

 そして今回は

 農業、それも売るための農業ではなくて

 まずは自分たちで食べられるように

 そして農から多くのことを学んで自分を高められるように

 ということを願った試み。

 

 それを大切な親友と

 分かちあっています。

 

 

 

善き仲間の大切さ 〜バディーを組めば、力が湧いてくる〜

 

 改めて彼とゲンさんを通して

 善き仲間の大切さを思っています。

 違いはあれども、

 それを違いが補うように支え合うことで

 さらにパワーが湧いてくる。

 

 ブッダも修行精進について

 善き仲間の大切さをたくさん説かれました。

 

 困った時に、助け合える友。

 何とも心強いですよね。

 

 ゲンさんが気に入ってくだされば

 ご家族も一緒に

 こちらライトハウスにこられるかもしれません。

   

 血はつながっていませんが

 家族がまた増えるよう。

 

 1歳児の息子にも

 そのうち大切な親友ができるかもしれません。

 

 頑張れ!

 バディーのお二人さん!!